日本シリーズがラスト?千葉マリン命名権売却へ

[ 2010年10月22日 06:00 ]

 ロッテの本拠地球場、千葉マリンスタジアム(千葉市美浜区)の命名権(ネーミングライツ)を2011年シーズンから売却することで、球場を所有する千葉市と指定管理者のロッテ球団が合意したことが21日、分かった。

 ロッテが出場する日本シリーズ終了後にも公募を開始し、売却益はオフに張り替えられる人工芝など球場改修に充てられる。11月2~4日に予定されている日本シリーズが「千葉マリンスタジアム」として開催するプロ野球の試合では一区切りとなる可能性がある。
 千葉マリンスタジアムは1990年に完成。ロッテは92年から本拠地として使用し、06年に千葉市から球場の管理、運営を行う指定管理者に認定されている。ロッテ本社は命名権売却に消極的だったが、財政難に苦しむ千葉市が強く要望し、実現する運びとなった。
 球界での命名権売却はクリネックススタジアム宮城(県営宮城球場)京セラドーム大阪(大阪ドーム)などの例がある。

 ▼ロッテ・石川球団運営本部長 まだ正式に決まってはいないけど、ネーミングライツはそういう(売却の)方向でやっている。千葉マリンは千葉市が所有しているし、千葉市主導でやっていること。

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2010年10月22日のニュース