斎藤両親「満足」面談30分×4球団

[ 2010年10月22日 06:00 ]

 28日のドラフト会議で早大・斎藤佑樹(22)、大石達也(22)、福井優也(22)の3投手の指名を検討しているプロ球団が21日、西東京市の早大合宿所で応武監督と斎藤の両親と面談を行った。

 面談スタートのこの日は、日本ハム、阪神、広島、オリックスの順に各球団30分ずつ育成方針や施設面などの説明を行った。
 今回の面談は「各球団がどういう体制、考えを持っているか分からないから」という応武監督らの意向もあり行われた。同席した斎藤の両親は30分間のうち5分間を質問時間に充て、日本ハムには「コンプライアンスへの取り組みは?」「ISO(環境システムなどの国際規格)の取得は?」、オリックスには「人間教育はどのような形で?」などと、親会社の企業倫理や人材育成への考え方を聞いたという。応武監督は「一般学生と同じ企業説明会のようなもの。斎藤の両親も非常に満足していた」と語った。
 プロ側からドラフト絡みの話はほとんどなかったが、1位指名候補を早大・大石と中大・沢村の両投手に絞っている阪神の菊地東日本統括スカウトは「今回はご縁がありません」と斎藤の両親に指名しない旨を伝えたという。22日はすでに斎藤の1位指名を公表しているロッテ、ヤクルトを含む残り8球団の面談が予定されている。

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2010年10月22日のニュース