フィリーズ踏ん張った!逆転で2勝目

[ 2010年10月22日 12:26 ]

ジャイアンツ戦の9回、本塁打を放ちロリンズ(左)に迎えられるフィリーズのワース

 米大リーグのプレーオフは21日、サンフランシスコでナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦が行われ、フィリーズがジャイアンツに4―2で競り勝ち、対戦成績を2勝3敗とした。

 試合は8年ぶりのリーグ制覇と、ワールドシリーズ進出にあと1勝としているジャイアンツが1回に1点を先制したが、フィリーズは3回に相手失策などで3点を奪い逆転した。3―2で迎えた9回にはワースのソロ本塁打で加点し、リーグ3連覇へ踏みとどまった。

 先発したフィリーズのハラデーは6回2失点、ジャイアンツのリンスカムは7回3失点でともに7回に代打を送られた。

 優勝決定シリーズはア・リーグの第6戦が22日(日本時間23日)、ナの第6戦は23日(同24日)に行われる。

 ▼フィリーズ・マニエル監督の話 やるべきことを、しっかりやれた。地元に戻れば、オズワルトとハメルズが投げる。本拠地では勢いを取り戻せると思う。ハラデーは2回に右脚のつけ根を痛めたが、彼が投げ続けることを望んだ。

 ▼ジャイアンツ・ボウチー監督の話 先発2人はしっかり投げた。ハラデーは絶好調ではなかったが、仕事をやり遂げた。(優勝を持ち越したが)何事も簡単にはいかない。この試合は忘れて、次の試合に向けて準備をするだけだ。(共同)

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2010年10月22日のニュース