北大旋風支えた143キロ右腕 室蘭シャークス入り

[ 2010年10月22日 13:15 ]

新たなステージに向けて動き出した石山智也

 今春の全日本大学野球選手権でベスト8入りした北海道大のエース石山智也(4年、北広島)が来春、社会人野球の室蘭シャークスに入部する。このほど新日鉄の関連会社、太平工業(本社東京)の内定をもらい、同社室蘭支店に勤務することになった。理学部数学科卒業後は教員への道を視野に入れていたが、「北大という学歴とかは気にならない。自分の人生は自分が決めるべきだし、自分が野球をやりたいから社会人を選んだ」。好きな野球を追求し、将来のプロ入りまで目指す決意を固めた。

 昨秋リーグ戦後、捕手兼外野手から投手に転向してわずか1年。「チームの力になることだけを考え、試合をつくって勝ちにつながる投球をしたい」。チームの快進撃を支えた143キロ右腕が、新たなステージで飛躍する。

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2010年10月22日のニュース