斎藤佑 300奪三振!通算30勝王手!

[ 2010年9月25日 17:07 ]

 【早大4―2明大】東京六大学秋季リーグ戦、早大―明大1回戦で早大の斎藤佑樹投手がリーグ史上13人目の300奪三振を記録した。斎藤は勝利投手になり、通算30勝目に王手をかけた。初回、明大の2番上本から300個目の三振を奪った斎藤は6回まで投げ、3安打4三振3四死球1失点で、7回からは大石に後を託した。早大では歴代1位の和田(476個、現ソフトバンク)、三沢(同3位、402個、元巨人)、織田(4位、396個、元巨人)に次いで4人目。

 早大のエース斎藤が一回に低めのスライダーでリーグ史上13人目の通算300奪三振を達成した。
 歴史に名を刻んだ右腕は「ここまで投げさせてくれたことに感謝の気持ちでいっぱい」と満足げな表情で話した。通算勝利数も29に伸ばし、リーグ史上6人目となる通算30勝と300奪三振のダブル樹立に王手をかけた。
 大学ではフォームが固まらず制球が不安定で、打者の球の見極めもレベルが高いため、高校時代のように取りたい時に三振がなかなか奪えないという。記録とは裏腹に苦しみも味わい「これだけ三振を取れているのが不思議」と胸中を明かした。

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2010年9月25日のニュース