ピート・ローズ氏も賛辞「背中たたいてあげたい」

[ 2010年9月25日 09:08 ]

 米大リーグでシーズン200安打を10度達成したピート・ローズ氏(69)が24日、滞在先のラスベガスで電話インタビューに応じ、23日に達成回数で同氏の大リーグ記録に並んだマリナーズのイチロー外野手(36)に「200安打はシーズンで数人しか到達できないほど難しい。イチローはそれを10年もやり続けてきた。背中をたたいて(祝福して)あげたい」と賛辞を贈った。

 同氏は自身の記録にイチロー選手が並んだことに「わたしは(シーズン)198安打を2度打っている。分かっていればあと2本ずつ打っていた」と冗談を交えて話し、同選手が来季に記録を更新したいと宣言したことに「新記録がなるかどうかに注目したい」と述べた。

 また、「200安打に到達するには健康であり続けること、試合に出ること、そしてヒットを打つことの三つの要素が必要。イチローはそれができる選手であり、自分がもしチームを作るなら、メンバーに入れたい選手」と評価した。

 一部米メディアに同氏がイチロー選手の内野安打の多さを指摘したとされる点については「彼の(足の速さという)能力に、ちょっとだけ運も加わっていると思うが、それが駄目だというわけではない。どこへボールが飛ぼうが、記録員が安打といえば安打」と説明した。(共同)

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2010年9月25日のニュース