松坂今季4勝目 初回3失点も立ち直った

[ 2010年6月3日 08:25 ]

アスレチックス戦に先発したレッドソックス・松坂

 レッドソックスの松坂大輔投手は2日、ボストンでのアスレチックス戦に先発。6回2/3を投げ10安打1死球ながら、3失点で7三振を奪い、4勝目(2敗)を挙げた。チームは6―4で勝った。

 9四死球で自滅した前回登板の雪辱を狙う松坂だったが、初回から失点。2番バートンの左二塁打で1死二塁とされると、3番スウィーニーにも左二塁打を許し、1点を先行された。続く4番スズキには真中に入った3球目をレフトスタンドに運ばれる2点本塁打。3失点と不安な立ち上がりとなった。2、3、4回はランナーを出しながらも零封。5回は2、3番を連続三振に斬ると、4番スズキも二ゴロに打ち取った。その裏、Rソックスは3番オルティスの12号2ランで4―3と逆転。松坂もこれに応え、6回は7番グロスにヒットを許したものの、後続をきっちり抑えた。

 松坂は7回、死球、中前打で2死一、三塁とされた場面で降板。2番手のバードは4番スズキを空振り三振に斬って取った。

 ▼松坂の話(10安打されながら粘り、無四球で4勝目)フォアボールを出すくらいなら打たれた方がいい。(9四死球の)前回よりも、積極的にストライクを取っていこうと思っていた。2回からは下半身の使い方を少し変えて良くなった。1回に3点も取られたり、7回をしっかり投げ切れなかったり、満足できないことばかり。

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2010年6月3日のニュース