横浜 佐々木社長も任期待たず年内辞任へ

[ 2009年9月14日 06:00 ]

 横浜の佐々木邦明球団社長(62)は13日、前日に田代富雄監督代行(55)に来季は1軍監督ではなく2軍監督への就任を要請したことを認めた。「話したのは事実。まずシーレックス(2軍)の監督を決めないといけない。田代さんの手腕はかけがえのない財産」と話した。

 監督交代と同時に、佐々木社長自身も来年3月の任期を待たずに年内で辞任する方向であることも分かった。「人事に関してはしかるべき時が来たらお話しします。今はコメントはありません」と否定はしなかった。別の幹部には「わたしと村上(チーム運営部門統括)が責任を取らないといけない」と話しており、06年に日産自動車から迎えた2人がそろって球団から離れることになる。
 また、後任監督に巨人の尾花投手総合コーチをリストアップしたことについては「同じ野球人としてペナントを戦っている人に対して、無責任なことは言えない」と明言は避けた。

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2009年9月14日のニュース