イチローの偉業に驚嘆の大リーグ ローズは“次の犠牲者”

[ 2009年9月14日 17:25 ]

 マリナーズのイチローが打ち立てた9年連続200安打のメジャー新記録について、大リーグ公式ホームページは「偉業に野球界が驚かされた」として、有力打者の談話を交えて新記録が持つ価値を説明した。

 年間200安打は「野球で最も困難なことの一つと思う」とアストロズのテハダは指摘。シーズンを通してプレーし続ける必要があり、自身は3度記録するも「9年連続は途方もない」。5年連続で記録したことのあるレンジャーズのヤングは「イチローの忍耐力には匹敵できない」という。
 シアトル・タイムズ(電子版)は、内野安打を量産して8年連続200安打し、殿堂入りしたキーラーを引き合いに出して「同じタイプの選手(イチロー)が殿堂入りへの道を(自ら)明るく照らしている」とし、200安打を10度成し遂げたローズがイチローに記録を更新される「次の犠牲者」と報じた。
 先日マリナーズと対戦したエンゼルスのソーシア監督はイチローを「豊かな素質と磨かれた技能を調和させた特別な存在」と言い、ドジャースのトーリ監督は「敵としては非常に厄介な、完ぺきな選手」と力量を評価している。(共同)

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2009年9月14日のニュース