イチロー“らしく”9年連続200安打達成

[ 2009年9月14日 10:05 ]

レンジャーズ戦の第2試合の2回、大リーグ史上初の9年連続200安打となる遊撃への適時内野安打を放つマリナーズのイチロー

「そこまでやる野球選手は後にも先にもイチローだけ」

イチロー“波瀾万丈”の年に大記録

イチロー 狙ってなけりゃあり得ない内野安打

イチロー“9年連続”は不滅の大記録になる?

イチロー「昨年より軽い?」特注スパイク 工夫重ねて9年

 マリナーズのイチロー外野手(35)は13日、テキサス州アーリントンのレンジャーズ・ボールパークで行われたレンジャーズ戦のダブルヘッダー第2試合、2回の第2打席にショートへの内野安打を放った。今季200安打とし、大リーグ史上初の9年連続200安打を達成した。
 第1打席は左飛、3打席目以降は空振り三振、二ゴロ、一ゴロで第2試合は5打数1安打だった。試合は5-0でマリナーズが勝ち、イチローの記録に花を添えた。
 第1試合では3回の2打席目に左翼線適時二塁打を放ち、4打数1安打で試合は2-7でマリナーズは敗れた。
 イチローは昨季、ウィリー・キーラー(オリオールズなど)が1894年から1901年に記録した8年連続に並び、今季出場127試合目で100年以上破られなかった記録を更新する快挙を成し遂げた。
 通算のシーズン200安打は、ピート・ローズ(レッズなど)の10度が最多。イチローはタイ・カッブ(タイガースなど)と並ぶ9度で2番目。
 イチローは6日のアスレチックス戦で大リーグ259人目、日本選手初のメジャー通算2千安打を記録している。
 今季のイチローは、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で日本を2連覇に導くタイムリーを放った。開幕からは胃潰瘍のため、また8月には左ふくらはぎを痛めて8試合ずつ欠場したが、驚異的なペースで安打を量産し、200安打に到達した。

続きを表示

2009年9月14日のニュース