鈴木が完投 東大10季ぶりに慶大撃破!

[ 2008年10月5日 06:00 ]

<慶大・東大>完投勝利の鈴木

 東京六大学野球第4週第1日は4日、東京・神宮球場で1回戦2試合が行われた。第1試合では明大・野村祐輔投手(1年)が2安打12奪三振でリーグ戦初完封と好投し、法大に先勝した。第2試合では東大が慶大に逆転勝ち。同カードでは10季ぶりの勝利で、昨秋からの連敗を16で止めた。

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 【東大2―1慶大】東大は慶大に競り勝ち、昨秋の立大1回戦以来の白星を挙げた。慶大戦の勝利は03年秋以来10季ぶり。中西監督は「1勝できて良かった」と安どの笑顔を浮かべた。エース左腕・鈴木は初回に1点を失いながら粘り強く投げ抜き、1失点完投。「疲れたけれど7回の勝ち越しで勝てると思った」とウイニングボールを手に喜びをかみしめ「目標は勝ち点」と02年秋以来の勝ち点獲得に意欲を見せた。

 <慶大 中林が負傷>エース左腕の負傷降板が響き、東大に黒星を喫した。1点リードの4回、先頭打者の打球が中林の左腕を直撃。治療後にマウンドへ戻ったが、連続四球と左前打で同点とされ降板。8回に4番手の相沢が決勝点を奪われた。中林は試合後に都内の病院で検査を受け、骨には異常なく、打撲と診断された。相場監督は「アクシデントもそうだが1点ではね…」と打線の不振を嘆いた。

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2008年10月5日のニュース