「期待に応える」黒田、第3戦に意気込み

[ 2008年10月5日 06:00 ]

 勝てば20年ぶり優勝決定シリーズ進出となる第3戦先発を任されたドジャース・黒田が、本拠地で会見に出席。初体験となる晴れ舞台を前に「どういう気持ちになるか想像がつかない。凄く光栄に感じるし、期待に応える投球がしたい」と意気込んだ。前日は一足先にロサンゼルスに戻り、散髪もしてスッキリ。軽めの練習でもビリンズリら同僚と談笑するなど、リラックスしていた。トーリ監督は「マウンドで早いうちにいいリズムをつかむことが重要」と期待を込めた。

 ≪指揮官 斎藤に変わらぬ信頼≫斎藤が走者のいない場面での構えを、ワインドアップからセットポジションに変更する。「ひじの状態は悪くないが、2カ月間のブランクと戦っている。振りかぶるよりも安定する」と説明。第2戦では3連打を食らって1死も取れずに降板したがトーリ監督は「9点差の状況が災いしたかもしれない。最後は自信を持って彼にボールを渡すつもりだ」と変わらぬ信頼を口にした。

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2008年10月5日のニュース