後がないカブス 指揮官「福留の心配やめよう」

[ 2008年10月5日 06:00 ]

 連敗で後がない状況に、カブス・ピネラ監督は第3戦の右翼にデローサを起用するとあらためて明言。福留の話題になると「今、福留のことを心配するのはやめよう。チームにとって何がベストかが重要だ」と言及を避けた。福留はソリアーノやラミレスら主力も参加した敵地での自主練習に参加せず静養。球団関係者によると、福留再生に向けて、首脳陣が日本から専任の打撃コーチ招へいを検討していることも判明した。

 移動直前の地元・シカゴのオヘア空港では館内放送で「フクドメ・コウスケさん、シンシナティ・レッズへ向かってください。トレードが決まりました」と流れた。早朝で本人が聞いた可能性は低いが、“ブラックジョーク”とはいえ不振の福留へ地元ファンの風当たりは強い。あとは限られたチャンスで結果を出して、周囲を見返すしかない。

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2008年10月5日のニュース