アメフト日大有志の会 「宿敵」関学大と3年ぶり激突 実現に動いた須永監督は感極まる「4年は関学と…」

[ 2026年5月3日 17:50 ]

学生アメリカンフットボール交流戦   日大有志の会3―20関学大 ( 2026年5月3日    MKタクシーフィールドEXPO )

<関学大・日大>試合後のハドルで選手に呼びかける日大有志の会・須永恭通監督(中央)
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 あの名勝負が曇天の下で復活した。2023年4月22日以来となる関学大―日大戦。最多の甲子園ボウル34度優勝を誇る宿敵に対し、同21度の日大は全力で立ち向かった。

 「今日は勝ちに行きました。お互い基本的なことしかやらない中で、前半は頑張ったんですけど、後半は地力の差が出て突き放されました」

 振り返る口調に、日大有志の会を率いる須永恭通監督の悔しさがにじみ出た。ライン戦で奮闘し、前半は0―3。オフェンスは小林伸光(4年)、川端迅(3年)の両QBがそれぞれの持ち味を発揮し、ディフェンスも粘り強く要所を締めた。後半に入って、インターセプトなどターンオーバーで流れを失い、関学大の個人技に圧倒される場面も…。ただ、獲得ヤードでは323―250と上回り、底力を示した。

 「普段はこういうミスはしない。本当の意味でゲームを意識した練習をやってないから出たミスなので、もう1回見直していかないといけない」

 指揮官の指摘は厳しい。部内で薬物による逮捕者を出し、アメフト部が廃部に追い込まれたのが前回の対戦から8カ月後の2023年12月。24年1月に後継組織となる「日大有志の会」が誕生し、再スタートとなった昨シーズンは2部Bブロックを全勝で制し、今季は関西の2部相当にあたる1部BIG8へ。再び頂点に返り咲くためのステップとして、須永監督が自ら関学大に申し入れ、「青と赤の名勝負」がよみがえった。

 「関学大?倒さなくちゃいけない相手だと思います」

 敵地へ乗り込んで痛感した両校の現在地。それでも、須永監督は「いつか大きな舞台で関学に勝てるチームを作ってきます」と誓い、試合後、悔し涙を流したDL會田空都主将(4年)に話題が及ぶと、思わず言葉を詰まらせた。

 「4年は関学とやるのが今日で最後なので…。そういう強い思いがあったと思います」

 チームに流れる熱き心が、フェニックス復活のカギとなる。

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