【フィギュア】鍵山 五輪とは違う銀「満足」 SP6位からフリー自己ベスト更新で涙あふれる

[ 2026年3月30日 02:00 ]

フィギュアスケート世界選手権最終日 ( 2026年3月28日    チェコ・プラハ )

<世界フィギュア男子>メダルをかざす鍵山優真、佐藤駿(撮影・長久保 豊)
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 男子はショートプログラム(SP)6位だったミラノ・コルティナ五輪銀メダルの鍵山優真(22=オリエンタルバイオ・中京大)がフリー2位の212・87点を出し、合計306・67点で銀メダルを獲得した。フリー自己ベストで出場5度全て表彰台となった。佐藤駿(22=エームサービス・明大)が3位で初の表彰台。五輪8位のイリア・マリニン(21=米国)が3連覇を達成した。

 鍵山は演技を終えると、渾身(こんしん)のガッツポーズを見せた。4年前の北京五輪で出したフリー自己ベストを約4点更新し、SP6位から銀メダル。得点を確認すると、涙があふれた。五輪ではフリー6位と失速しただけに「文句なし、言うことなし。点数や順位より一番満足できる演技を目指した。五輪で悔しい思いをしたからこそ、それだけを目標に頑張ってきた」と笑顔で振り返った。

 大会前はモチベーションが上がらずに苦しんだ。2日前のSPでもトリプルアクセルの回転が抜けるミスがあった。それでも自らを奮い立たせ、4回転は冒頭のサルコーと後半のトーループで4点以上もの出来栄え加点を得る圧巻の出来。4回転を2種類、計3度にとどめ、完成度を重視し、ミラノ五輪では完成形を披露できなかったイタリアのオペラ「トゥーランドット」をミスなく完遂。日本のエースが留飲を下げ、五輪シーズンを締めくくった。

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