【女子ゴルフ】大山志保が4年ぶり涙の予選通過「幸せ。4年間が報われた」難病を乗り越え復活の第一歩

[ 2026年3月28日 18:42 ]

女子ゴルフツアー アクサ・レディース第2日 ( 2026年3月28日    宮崎県 UMKCC=6539ヤード、パー72 )

<アクサレディース 第2日>1番、ティーショットを放つ大山 (撮影・西川祐介)
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 11位から出た元賞金女王の大山志保(48=大和ハウス工業)は4バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの74で回り、通算1アンダーに落としながら43位と踏ん張り、22年5月のブリヂストン・レディース以来約4年ぶりの予選通過を果たした。

 故郷宮崎で復活の第一歩を記した。「こんなに幸せなことはない。この4年間が報われた気持ちです」。大山は涙が止まらなかった。

 3アンダーでスタートしたが、前半で2つ落とし後退した。13番でアプローチを2度も続けてミスしてダブルボギーを叩いて予選通過圏外へ。「もう終わったと思った。“チーン”って感じだった」と気持ちが切れた。

 しかし14番ティーに上がり「あと5ホールで2つ(バーディーを)取ればいい」と自らを鼓舞。7メートルを沈めてバウンスバックし、17番で8メートルのバーディーパットをねじ込みカットライン上に浮上した。

 この4年間は病との戦いでもあった。21年に足に違和感を覚え、徐々に全身に痛みが広がった。検査の結果、原因不明の難病(病名は非公表)と判明した。治療法は確立されておらず、鎮痛剤も効かない。そのため本格的なトレーニングはできない。それでもゴルフへの情熱はずっと変わらなかった。

 「4年間本当に長かった。長いけど、私の心は止まっている。白髪は増えたり、年を取ったんだと感じるけど、目標も気持ちも変わらない。やっと1歩前に進めたので、まだまだ上を目指したい」。ツアー通算18勝のレジェンドは上昇志向を隠そうともしない。

 決勝ラウンドに向けても「ギャラリーの方が喜んでくれるようないいプレーを、元気いっぱいにプレーしたい」と力を込めた。トレードマークのガッツポーズを連発するつもりだ。

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