【リーグワン】東京ベイが浦安との「千葉ダービー」に快勝して2位 夢の島はリーグ最多動員記録

[ 2026年3月21日 20:15 ]

NTTジャパンリーグワン1部第12節   東京ベイ59―35浦安 ( 2026年3月21日    東京・江東区夢の島競技場 )

<浦安・東京ベイ>2トライの活躍を見せた東京ベイのヴァイレア
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 東京ベイは、浦安との「千葉ダービー」で快勝し、10勝目を挙げた。前半20分までに4トライを挙げて優位に進め、計9トライ。勝ち点を50に伸ばし、前日に今季2敗目をした神戸を勝ち点で3点上回って、2位となった。

 フラン・ルディケ・ヘッドコーチ(HC)は、いきなり28点を先行した序盤を「入りがよかった」と振り返った。ラックサイドをSH藤原忍(27)が抜けたり、ラインアウトのスティール、自陣ゴール前でのターンオーバーからの独走、スクラムからの展開とバラエティーある4トライでリードを広げた。

 藤原は「昨季、一昨季と入りが悪く、ピンチで(やっと)スイッチが入ることが多かった」と課題の克服に笑顔を見せた。前節は、ラストワンプレーで埼玉に逆転を許す後味の悪い敗戦。マキシ・ファウルア主将(29)は「ボールを持っているときのコントロール」が反省だったとし「きょうはできた」と連敗はしなかった。

 浦安がホストだったこの日は「千葉ダービー」と銘打って行われた。船橋を本拠地とする東京ベイとともに、千葉の東京ベイエリアをホームとするチーム同士の対戦は、リーグワンでは3試合目。浦安関係者は「千葉を盛り上げよう」とイベントや集客で千葉を意識したという。

 会場には浦安の「ロッディ&ドリィ」だけでなく、東京ベイのマスコット「スッピー」も参戦。バスケットボールBリーグ・千葉ジェッツからも「ジャンボくん」と非公認キャラ「マスク・ド・オッチー」も参加して試合を盛り上げた。会場も千葉からのアクセスがいい東京江東区の夢の島競技場を選択。収容人員が少ない会場だが、ほぼ満員となり、同競技場のリーグワン最多動員記録となる3512人が集まった。

 千葉ダービーといえばサッカー・Jリーグの千葉と柏が有名だが、Bリーグの千葉ジェッツとアルティーリ千葉もダービーと銘打っている。ラグビーでは、リコー(東京BR)とキヤノン(横浜)の「複写機(事務機)ダービー」が有名で、2016年の初対戦では、両社の社長を筆頭に社員が大動員され、三ツ沢球技場が満員になる盛り上がりを見せた。

 東京ベイのルディケHCは「初めてここ(夢の島)で試合をしたが、雰囲気がよかった。いい戦いができた」とダービーを歓迎。日体大柏高時代から千葉に住み、この日も2トライの活躍を見せたCTBハラトラ・ヴァイレア(27)も「浦安にはプライベートでも仲がいい選手が多い。千葉は、いつか千葉の一番にと夢を育てた場所」と思い入れを話した。

 浦安のLO佐々木柚樹主将(23)は「東京ベイとはプレシーズンでも対戦するし、東京ベイの選手と仲がいい先輩も多い。まだマイナーだけどダービーを盛り上げられたら」と言う。

 浦安関係者は「ラグビーの性質上、ライバルというより、一緒に盛り上げられたらと思う。千葉ダービーが根付いていけば」と言う。東京ベイ関係者も思いは同じ。浦安は次の東京ベイ戦に向けて「もう少し大きな会場でできれば」と、3つ目の千葉ダービーの飛躍への思いを話した。

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