【柔道】高藤直寿が引退、25年間の競技人生「全てが私の青春」今後は指導者の道へ

[ 2026年3月10日 05:25 ]

引退会見にサプライズで訪れた阿部一二三(右)から花束をを贈られる高藤直寿(撮影・田中 和也)
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 柔道男子60キロ級東京五輪金メダルの高藤直寿(32=パーク24)が9日、都内で会見し、現役引退を表明した。24年パリ五輪の出場を逃し、昨年11月の講道館杯で3回戦敗退に終わると「(28年)ロサンゼルス五輪は厳しいと思った。プロとして、勝てない自分に価値はない」と決断。約25年間の競技人生を「全てが私の青春。柔道は自分の道」と振り返った。

 日本男子史上最多タイ4度の世界選手権優勝。五輪では2大会に出場して銅メダルと金メダルに輝き、20歳で初めて世界の頂点に立ってから10年以上も最軽量級をけん引してきた。小中高それぞれで日本一になって世界も制すのは、井上康生以来の快挙だった。

 今後は所属のパーク24でコーチとして指導者の道を歩む。「みんなの夢をかなえるサポートをしたい。今後もずっと畳の上で生きていきたい」と柔道界への恩返しを誓った。会見の最後には、男子66キロ級五輪王者の阿部一二三が花束を持ってサプライズで登場。「こっちの方がニュースになる…」と苦笑した。

 ◇高藤 直寿(たかとう・なおひさ)1993年(平5)5月30日生まれ、栃木県下野市出身の32歳。7歳から柔道を始め、神奈川・東海大相模高―東海大を経てパーク24入社。20歳で初出場した13年の世界選手権で初優勝。17、18、22年と計4度世界選手権で優勝。16年リオ五輪銅メダル。21年東京五輪金メダル。得意技は小内刈り、肩車。身長1メートル60。

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