横綱・大の里、昇進後初の初日から2連敗…春場所連覇へ暗雲「一日一番集中して」

[ 2026年3月10日 05:15 ]

大相撲春場所2日目 ( 2026年3月9日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所2日目>熱海富士に敗れて連敗となった大の里(撮影・北條 貴史)
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 横綱・大の里が新小結・熱海富士に寄り切られ、初日から2連敗を喫した。横綱昇進後は初で、9勝に終わった24年名古屋場所以来の屈辱。2連敗発進から賜杯を抱いた者はおらず、早くも春場所連覇へ暗雲が立ち込めた。初の綱獲りに挑む大関・安青錦は平幕・義ノ富士に敗れ初黒星。横綱・豊昇龍は平幕・若隆景を送り出して2連勝とした。

 大の里が苦境に立たされた。先場所で金星を配給した熱海富士戦。立ち合いから胸で当たり右を差したが、左上手を許した。「相手に優位な形に立ち合いからさせてしまった」。土俵際まで追い込まれ、あっけなく寄り切られた。

 先月には横綱昇進披露宴を開き、歌手の工藤静香らから激励された。昨年2月に開かれた大関昇進披露宴後の春、夏場所を制し、横綱昇進へとつなげただけに「弾みをつけて頑張りたい」と意気込んでいたが、初日から苦戦が続く。

 左肩の負傷で千秋楽を休場した昨年の九州場所は11勝、先場所も10勝止まり。新入幕だった24年初場所から3場所連続でのV逸はないが、2連敗発進から賜杯を抱いた者はいないという不吉なデータもある。八角理事長(元横綱・北勝海)は「大の里は頑張っていくしかない」と叱咤(しった)激励。25歳の横綱は「昨日よりは集中していた。まだ15日間長いので、一日一番集中して明日のことだけを考えてやっていく」と必死に前を向いた。

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