【二所ノ関親方 真眼】「しゃくる」義ノ富士 大関・安青錦の上を行く攻めお見事

[ 2026年3月10日 05:15 ]

大相撲春場所2日目 ( 2026年3月9日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所2日目>安青錦(左)を寄り倒しで破る義ノ富士(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 義ノ富士は食い下がる力士への対処が本当にうまい。安青錦戦もまるで手のひらで相手を回すかのように、いとも簡単に料理してしまいました。これまでは立ち合いの当たりで根こそぎ持っていくパターンでしたが、今回は新たな一面ものぞかせました。出足を止められて低い体勢を許したものの、そこからの攻めが素晴らしかった。右からかいなを返しながら相手の上体を起こし、パワーで圧倒しました。

 相撲界では「しゃくる」と言われる攻めの形で、あれができる力士は多くはいません。頭を下げてくる力士には有効な戦法で、安青錦は完全に力が抜けてしまい粘ることもできませんでした。綱獲りの大関の上を行く攻めは完璧で、お見事としか言いようがありません。

 大の里は初日の敗戦を全く生かし切れていないですね。熱海富士戦もおっつけなどで粘ることなく安易な対処を選択した。この2日間の負け方が場所前の稽古と同じ。かなり深刻です。(元横綱・稀勢の里)

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年3月10日のニュース