【フィギュア】三浦佳生 フリーは笑顔でガッツポーズ SP22位から巻き返して持ち味発揮

[ 2026年2月14日 03:30 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第8日 フィギュアスケート   男子フリー ( 2026年2月13日    ミラノ・アイススケートアリーナ )

フリーの演技後にガッツポーズする三浦佳生(AP)
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 フィギュアスケートの男子フリーが13日(日本時間14日)に行われた。

 三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)は冒頭の4回転ループなど、4回転ジャンプを4本入れて構成。サルコーで着氷ミスもあったが、持ち味を発揮した。演技後には笑顔も見せ、小さくガッツポーズ。スコアは170.11点で、合計は246.88点となった。

 初めての五輪は本番直前に「想定外の事故」が起きた。SP2日前だった8日の練習中に右のスケート靴の外側が破損。右足首を支える箇所が折れる形となった。練習から何度もジャンプを跳んで感覚を確かめ、迎えたSP。ジャンプでのミスが続き、76・77点で22位発進と大きく出遅れた。「すごく残念な気持ちでいっぱい。あっという間に終わってしまった」。悔しさだけが募った。

 2学年上の鍵山と佐藤を追いかけてきた。鍵山との出会いは8歳頃。軽井沢の合宿でタイツに短パン姿の独特な格好をした少年が、ゆっくりな助走から3回転サルコーを跳び「こんな子いるんだ」と衝撃を受けた。佐藤に出会ったのは小学3年。同じ大会で自身が2回転を跳んでいるのに対し、佐藤は3回転を何種類も跳び「これが世界のトップに行く人。僕はスケートを諦めよう」と思わずにいられなかった。

 ただ、その後の合宿で仲良くなり、佐藤が関東に引っ越してきたことで全員が同じブロックにそろい「関東3羽がらす」と称された。対抗心も芽生え、切磋琢磨してきた日々。その一方で、3人では何年も前から「一緒に五輪に行こう」と夢を語り合った。五輪の選考レースで男子3枠目を勝ち取り、掲げてきた目標を実現。「まさか本当に叶うとは…」。喜びと同時に驚きもあった。

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