【スノボ】16歳の工藤璃星は5位 冬季五輪日本女子最年少メダルならず「1番悔しいと思える大会」

[ 2026年2月13日 06:16 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第7日 スノーボード   女子ハーフパイプ決勝 ( 2026年2月12日    リビーニョ・スノーパーク )

<女子ハーフパイプ>決勝に臨んだ工藤璃星(AP)
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 スノーボード女子ハーフパイプ決勝が行われ、五輪初出場の工藤璃星(りせ、16=TOKIOインカラミ)は81.75点の5位でメダル獲得はならなかった。16歳168日の高校1年生で、メダル獲得なら、17歳100日で22年北京大会スノーボード女子ビッグエアで銅メダルを獲得した村瀬心椛(21=TOKIOインカラミ)の冬季五輪日本女子最年少記録を更新していた。

 前日11日の予選では1回目にフロントサイド900など高さのあるエアを繰り出し、いきなり2位発進。2回目は順位こそ4位に下がったものの、キャブ720をミュートグラブで決めて得点を伸ばし、4位で決勝進出を果たした。

 決勝でも度胸の良さを見せつけ、1回目からフロントサイド1080を決めて3位につけると、2回目は81.75点と伸ばしてメダル圏内をキープ。しかし、3回目に逆転金メダルを獲得した崔ガオン(17=韓国)、清水さら(16=TOKIOインカラミ)に抜かれて表彰台を逃した。

 工藤はテレビインタビューで感想を求められ、「まずは楽しかったのは1番なんですけど、今までで1番悔しいと思える大会で、自分をこれからまた成長させられるような大会になったかなって思ってます」と心境を明かした。それでも「まずは楽しむことが1番の目標だったので、こういう雰囲気の中で決めれたことは良かったですし、3本目も攻めることができたので良かったかなって思ってます」とホッとした様子もうかがわせた。

 父・佳人さんは中学生時代の平野歩夢を指導したこともある、コーチの第一人者。工藤も物心がついたころにはスノーボードを始め、キッズの頃から日本トップクラスの実力を備えて16歳で大舞台に立った。「メダルに届かなくて、本当に自分も悔しいし、メダルをかけてる自分を届けたかったっていうのはある」と言いながらも、「ここに来られて決勝で滑れたのは、今までサポートしてくれた皆さんと応援してくれた皆さんのおかげだと思っているので、本当に感謝したいです」と述べた。

 ◇工藤 璃星(くどう・りせ)2009年(平21)8月28日生まれ、北海道札幌市出身の16歳。3歳でスノーボードを開始。小学生時代から各種大会で実績を残し、23年全日本選手権で初優勝、24年ユース五輪では金メダルを獲得。W杯には昨季から参戦し、今季は2試合で自己最高の2位に入った。得意技はキャブ1080。父は指導者で平野歩夢らも育てた佳人さん、兄は10年バンクーバー五輪代表の洸平さん。新潟・開志創造高1年在学中。スタンスはレギュラー。

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