【Sトラック】中島未莉 日本女子初のメダルへ「高いところを目指しながら、まずは楽しむ」

[ 2026年2月4日 05:14 ]

フォルツァ!日本

五輪仕様のネイルを披露した中島
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 スピードスケート・ショートトラック代表の宮田将吾(23=日本通運)と中島未莉(みれい、22=トヨタ自動車)がスポニチ本紙の単独インタビューに応じた。日本勢にとってショートトラックの表彰台は1998年長野五輪を最後に遠ざかっており、28年ぶりのメダル獲得が懸かる今大会。個人戦、リレーともに命運を握る男女のエースが思いを口にした。(取材・構成 西海 康平)

 今季、ワールドツアーの女子3000メートルリレーで日本は4戦のうち2戦で3位に入った。個人種目を含めて日本女子初のメダル獲得への機運が高まる中、その中心にいるのが中島だ。今季は全日本距離別で2冠、ワールドツアー日本代表選考会で3冠。リレーではアンカーを務め「今シーズンを戦ってみて成長を実感している。個人でもリレーでもメダルを獲得したい」と意気込む。

 幼少期の習い事はそろばん程度で、競技を始めたのは小学4年。元々はフィギュアスケートに興味があったが、ショートトラックの試合を見て、駆け引きの面白さに負けず嫌いの性格が触発された。「魅了されました。試合を見て“やりたい”と」。小学6年からはソルトレークシティー五輪代表の平井(旧姓高田)貴子コーチに指導を受け、力を伸ばした。

 飛躍のきっかけとなったのが24年夏の米国合宿。男子選手と練習を続けるクリステン・サントス(米国)の姿に驚かされた。「ただ男子につくだけじゃなくて仕掛けたり。それまでの自分は勝手に限界を決めていた」。帰国してからは男子選手との練習を増やし、よりスピード感のある中で駆け引きも磨いた。

 24年9月の全日本距離別で3冠を達成。一躍、日本女子のトップに躍り出てエースの座を確立した。その中島だけでなく、女子は全員が五輪初出場。「高いところを目指しながら、まずは楽しむこと。自分の満足できる滑りができたら」。臆することなく一丸となって表彰台を狙う。

 ◇中島 未莉(なかしま・みれい)2003年(平15)11月17日生まれ、岡山県出身の22歳。小学4年から岡山SSCで競技を始める。倉敷高から中京大に進み、大学は中退。現在はトヨタ自動車所属。1メートル63。趣味はネイル。最近の息抜きは小動物アフリカヤマネの動画を見ること。

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