阿部一二三「初めて」 元横綱・照ノ富士の引退相撲ではさみ入れる 「刺激をもらっていた部分もある」

[ 2026年1月31日 17:29 ]

元横綱照ノ富士の伊勢ケ浜親方(左)の断髪式ではさみを入れる阿部(撮影・西川祐介)
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 昨年初場所限りで現役を引退した元横綱・照ノ富士の伊勢ケ浜親方(34)の引退相撲が31日、東京・両国国技館で行われ、横綱・豊昇龍(26=立浪部屋)や元横綱・白鵬の白鵬翔氏(40)ら約330人がはさみを入れた。

 柔道男子66キロ級で五輪2連覇王者の阿部一二三(28=パーク24)もはさみを入れた。「初めて。緊張はする。こういう場に立ち会えて良かった」。本人には「お疲れさまでした」と伝えたという。

 伊勢ケ浜親方は現役時代、不屈の精神で戦い続けた。相撲留学した鳥取城北高から間垣部屋に入門し、11年5月の技量審査場所で初土俵。部屋閉鎖で13年春場所後に伊勢ケ浜部屋へ転籍し、15年夏場所後に23歳で大関に昇進した。両膝のケガや内臓疾患の影響で落ちた序二段からはい上がり、21年夏場所で21場所ぶりに大関に復帰。同年名古屋場所後に第73代横綱に昇進し、24年名古屋場所で念願だった優勝10回目に達した。阿部は「苦しい思いをして横綱になられた。プレッシャーの中で戦ってきたところを見習わないと」と感銘を受けた様子だった。

 昨年12月の柔道グランドスラム東京大会男子66キロ級では2年ぶり6度目の優勝を飾った。28年ロサンゼルス五輪、32年ブリスベン五輪を目指す“王者”は「照ノ富士さんを見て刺激をもらっていた部分もある。ロスも目指しているし、ブリスベンも。パワーをもらえた」と力強く語った。

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