米連邦職員が男性射殺 ミネアポリス騒乱でNBAウルブズ戦延期 MLBツインズもイベント打ち切り

[ 2026年1月25日 08:35 ]

ミネアポリス市内には当局により催涙ガスがまかれた(AP)
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 NBAは24日(日本時間25日)、ミネソタ州ミネアポリスで予定されていたティンバーウルブズ―ウォリアーズを25日(同26日)に延期すると発表した。ミネアポリスで24日、移民取り締まりに関わる連邦職員が発砲し、37歳の男性が死亡する事件が発生。NBAは「ミネアポリス地域の安全と安心を最優先するため」と理由を説明した。ティンバーウルブズ―ウォリアーズは26日(同27日)にも予定されている。

 事件はティンバーウルブズの本拠ターゲット・センターから約3キロの商業地区の路上で発生した。現場周辺では市民らが抗議活動を行い、連邦職員側が催涙ガスを使用するなど対立が激化。州兵が地元警察を支援し、当局は集会を強制排除できる措置を宣言した。ターゲット・センター向かいにあるターゲット・フィールドではMLBのツインズがファンフェスタを開催していたが、来場者を早期退場させるために予定よりも約1時間早くイベントを打ち切った。

 かねて移民を多く受け入れてきたミネアポリスでは今月7日、不法移民の大規模な摘発にあたっていた移民・税関捜査局(ICE)の捜査官が米国人女性を射殺する事件が発生。住民らの抗議活動が連日続き、23日(同24日)には数千人がダウンタウンに集結していた。

 当局によると、銃を撃ったのは国境警備隊に8年勤務する職員。両親によると、死亡した男性は病院勤務の看護師だという。ICEを管轄する国土安全保障省は、死亡した男性が銃を所持して抵抗したため正当防衛で発砲したと発表した。一方、地元警察は男性が銃所持許可証を持っていた可能性を指摘し、男性が職員に殴りつけられる映像を元に国土安全保障省の説明に疑問を呈した。トランプ大統領はSNSで連邦職員の対応を支持するとともに、取り締まりの正当性を強調。ミネソタ州のウォルズ知事は移民法の執行を「組織的な暴力」と批判した。

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