【玉ノ井親方 視点】安青錦は内容さらに良くなった 間違いなく賜杯争いの中心、鍵は大の里戦

[ 2026年1月22日 19:21 ]

大相撲初場所12日目   ○安青錦(寄り切り)熱海富士● ( 2026年1月22日    両国国技館 )

熱海富士(右)を攻める安青錦(撮影・郡司 修)
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 2人の力の差がハッキリと出た一番だった。大関は前傾姿勢を保ったまま、下から繰り返し熱海富士の上体を突き上げ、後退させた。左下手を取って右を差す十分な形をつくると、体を寄せて難なく寄り切った。

 熱海富士は土俵際で何かを仕掛けようという感じは見えたが、あれだけ下から攻められると、横にいなすくらいしか対応できなかった。それだけ安青錦の攻めが厳しく、相撲が全然違っていた。終盤戦に入って、大関の相撲内容はさらに良くなっている印象だ。

 2敗を守ってこれで単独トップ。まだ琴桜、そして両横綱との対戦を残しているとはいえ、賜杯争いは、安青錦を中心に回っていくのは間違いない。ただ、その中で鍵を握りそうなのが、大の里との一番。横綱はこの日も危ない相撲だったが、土俵際で粘って何とか勝ち越しを決めた。手負いの状態とはいえ、息を抜けない相手であるのは確か。

 1差で続く霧島、獅子、朝乃山も良い相撲を取って優勝争いに食らいついている。千秋楽まで目が離せない展開が期待できそうだ。(元大関・栃東)

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