【ジャンプ】丸山希、初五輪へ弾みの今季6勝目「凄く凄くうれしい」山形郷土料理でパワー

[ 2026年1月21日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第19戦 ( 2026年1月20日    山形・アリオンテック蔵王シャンツェ、ヒルサイズ=HS102メートル )

<ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第19戦>優勝を果たし笑顔の丸山希(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 今季W杯国内初戦が行われ、丸山希(27=北野建設)が101メートル、92・5メートルの合計222・5点で、W杯総合2連覇中のニカ・プレブツ(20=スロベニア)らライバルを抑えて優勝を飾った。W杯国内初勝利となる今季6勝目。ミラノ・コルティナ五輪代表入りも正式に決まり、自身初の大舞台へ弾みをつける一戦となった。高梨沙羅(29=クラレ)は10位、伊藤有希(31=土屋ホーム)は11位だった。

 五輪シーズンにブレークを果たした丸山が、今季W杯母国大会初戦でも鮮烈な存在感を放った。荒天でスタート時間が遅れる波乱含みの状況で、1回目に101メートルのビッグフライトを披露。優勝が決まると、出迎えたチームジャパンの仲間とハイタッチで喜んだ。「日本シリーズ初戦で勝つことができて凄く凄くうれしい」。2位に15・4点差をつける貫禄の勝利だった。

 W杯総合ランクトップを走るプレブツを追う27歳にとって、相性抜群の蔵王は、その差を縮める絶好の舞台だった。当地で行われたサマー大会で昨年まで3連覇中。さらに宿舎の朝食で提供される山形の郷土料理の“だし”も「テンションが上がる」とお気に入りの地で、うれしい国内初勝利をつかんだ。

 蔵王での戦いを、ミラノ・コルティナ五輪への試金石と位置づける丸山。蔵王の台と、五輪会場のプレダッツォの台が似ていると明かす。「アプローチの傾斜面で似ている。その比較的なだらかなジャンプ台を飛べるのは、五輪まで限られる。今の自分のジャンプが、どのくらいの実力なのかを試せるチャンス」。その中で重ねた今季6勝目の意味は大きい。

 この日、全日本スキー連盟が代表選手を発表。前回22年北京五輪は直前に大ケガを負って出場はかなわなかっただけに、初出場の五輪に懸ける思いはひときわ強い。「目標は金メダル」と宣言する夢舞台の開幕まで3週間を切った。「弾みをつけられたら良い」。現在地を確かめる母国での戦いを経て、ジャンプ界の新たなヒロインが主役の座を狙いにいく。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年1月21日のニュース