【男子ゴルフ】小平智「気持ちがあるうちはずっと目指す」6年間戦った米ツアー復帰へ強い思い 単独インタ

[ 2025年12月27日 17:02 ]

インタビューに応じた小平智
Photo By スポニチ

 男子ゴルフの小平智(36=Admiral)が27日、東京都内でスポニチの単独インタビューに応じ、国内ツアーで7年ぶりの優勝を飾った2025年を総括し、2026年の抱負を語った。

 Admiralの新作ウエアの撮影を終えた小平は「機能性も含めてパフォーマンスを上げるウエアを作ってくれる。汗をかいた時にもベタベタしないし、スイングしても違和感がない。今年の好成績はウエアのお陰でもある。毎年本当に感謝している」と話した。

 渋めのグリーンのポロシャツを身につけてインタビューに応じ「僕は派手な色が好きじゃなくて、黒とか茶色とかグレーとか落ち着いた色が好き。緑でもこういう落ち着いた緑がいい。メーカーの人も分かってくれている」と笑顔を見せた。

 2025年は完全復活を印象づけるシーズンになった。8月の「ISPS HANDA夏の決戦トーナメント」で国内ツアーで7年ぶりの通算8勝目を挙げた。

 「アメリカでやっていたので、7年ぶりという感覚はなかった。海外で優勝することを目標にやっていたので、周りから言われるほど自分の中では感じることはなかった」

 18年RBCヘリテージで米ツアー初優勝を飾り、シードを獲得。その後は米国を主戦場にした。24年から国内ツアーに復帰したが、今でもその舞台に戻ることを目指している。だから7年ぶりの勝利にも特別な感慨はなかった。それでも自分のゴルフに対する自信は取り戻したのは確か。きっかけは直前の7月に約1カ月半行った米国合宿にあった。

 「アメリカで(松山)英樹と会っていろいろ気付きがあって自分の昔のゴルフを取り戻した。久常涼や平田憲聖とも一緒にゴルフをして、自分も若い頃にこうやっていたなとか気付きがあった」

 アマチュア時代からの付き合いになる松山にはスイングの変化を指摘された。若く伸び盛りの久常や平田には「若いエキス」を注入されたという。その米国合宿での収穫が優勝という結果につながったことは大きかった。

 10月の日本オープンでは優勝争いに加わり4位に入り、11月の三井住友VISA太平洋マスターズでも4位。手応えを得て日本のシーズンを終えた。

 ただ最大のターゲットとも言える米ツアー復帰は叶わなかった。12月の2次予選会に挑戦したものの最終予選会に進めなかった。

 「言い訳になるかも知れないけど、自分に合うコースではなかった。距離があるコースでパワーヒッター有利だった。風も強かったし。やっぱりコースを選んで行かないといけないと思った」

 米ツアー切符獲得は来年に持ち越した。2026年はその積み残した課題をクリアするための1年になる。

 「来年はアメリカに戻ることを目標にするし、海外メジャーにも出たい。(国内ツアーで)ちゃんと成績を残してアメリカ(米ツアー)のQT(予選会)に挑戦する。欲を言えば(国内ツアー)賞金ランク1位になってファイナル(最終予選会)に行きたい。そしてファイナルで(米ツアー出場権が付与される)5位以内に入る」

 来季は下部ツアーから昇格した平田、欧州ツアー経由の中島啓太が新たに米ツアーに参戦する。また最終予選会まで進出した石川遼、杉浦悠太は米下部ツアーに挑戦する。特に年齢が同じくらいの石川の決断には「僕の2つ下で、苦しい環境に行くことにはリスペクトしかない」と刺激を受けている。

 6年間戦った米ツアーで戦いたいという思いは変わらない。

 「それがなくなったら日本ツアーに骨を埋めるんだろうけど、気持ちがあるうちはずっと目指したい。夢というより目標。メジャーで優勝するのが僕の夢。その夢に向かって頑張っている」

 36歳の小平智は夢を追いかけ続ける。
 

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年12月27日のニュース