ジャンボ尾崎さん死去 日本ゴルフ界レジェンドの功績振り返る 「AON」時代の“伝説” 近年は育成尽力

[ 2025年12月24日 10:00 ]

2012年、中嶋常幸(左)、青木功(中)と7年ぶりに同組対決が実現した尾崎将司さん
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 男子ゴルフの国内ツアーで最多の通算94勝を挙げているレジェンド、ジャンボ尾崎こと尾崎将司(おざき・まさし)さんがS状結腸がんのため23日に死去した。78歳。尾崎さんとはどんな人物だったのか、その輝かしい功績を振り返る。

 1947年徳島県出身。1964年春、徳島海南高校のエースとして選抜高校野球大会で優勝。翌年、プロ野球の西鉄ライオンズに入団したが、実働3年で退団してプロゴルファーに転身した。

 プロデビュー2年目の71年日本プロで初優勝を飾り、わずか3カ月で5勝を挙げた。

 賞金ランク制が始まった73年に初代賞金王となり80年代に低迷した時期もあったが、復活すると圧倒的な飛距離、高い技術を武器に94年からの5年連続を含む計12度賞金王に輝いた。

 96年ダンロップ・フェニックスで前人未踏のプロ通算100勝を達成。02年全日空オープンでは55歳で最年長優勝記録を樹立。通算113(ツアー94勝)を積み上げた。圧倒的な記録と豪快なロングドライブ、そしてそのカリスマ性は“伝説”として語り継がれてきた。

 海外でも73年マスターズで日本勢でメジャー初のトップ10となる8位に入るなど活躍。89年全米オープンでは一時首位に立つなど優勝争いに加わり6位に入った。

 また、プロゴルファー青木功、中嶋常幸と3人の頭文字を合わせた「AON」は70~90年代のゴルフ界をけん引。黄金時代を築き上げた。

 66歳だった13年つるやオープン初日には62をマーク。ツアー史上初のエージシュートを達成。17年ホンマ・ツアー・ワールドカップでも2度目の快挙を成し遂げた。

 近年はジャンボ尾崎ゴルフアカデミーを立ち上げ後進の育成にも尽力。メジャー優勝を飾った笹生優花、西郷真央、今季国内ツアー年間女王に輝いた佐久間朱莉らを育てた。

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