【フィギュア】岡崎真氏 こちらまで泣けてくるほどの坂本の演技 五輪で十分に頂点を狙える

[ 2025年12月22日 05:01 ]

フィギュアスケート全日本選手権最終日 ( 2025年12月21日    東京・国立代々木競技場 )

<フィギュア全日本選手権最終日>大粒の涙を落とす坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 女子では、ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(25)がフリー154・93点、合計234・36点を出して5連覇を達成。3大会連続となる来年2月のミラノ・コルティナ五輪出場権を獲得した。3位の千葉百音(20)、4位の中井亜美(17)も初の五輪出場が決まった。プロコーチの岡崎真氏が分析した。

 優勝した坂本は感極まる演技で、こちらまで泣けてくるほどだった。最後の全日本ということもあって一つ一つの要素を本当に大事に、プログラムをかみしめながら滑っているのが伝わってきた。唯一危なかったのは後半に入って最初の連続ジャンプで、1本目の3回転フリップがタイミングが合わず上がり損ねたのでヒヤリとしたが、流れをとぎらせることなく後ろの3回転トーループにつなげた。技術の高さはもちろん、改めて精神力の強さを感じさせる素晴らしい演技だった。

 五輪ではまずSP、フリーともパーフェクトに近い演技をすること。そうすれば演技構成点も高評価につながりやすい。大舞台での経験が豊富なのもプラスで、十分に頂点を狙える位置にいる。千葉は初めての五輪になるので、独特の緊張感とどう向き合えるか。中井はトリプルアクセルの成否が鍵を握る。SPとフリーで合あわせて3回大技を決められれば十分メダル争いに食い込む可能性が高まりそうだ。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

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