【全国高校ラグビー】名古屋 2人のビッグマンが旋風起こす 1メートル89の山本と1メートル91の市川

[ 2025年12月22日 05:30 ]

3人でラグビーボールの形をつくる名古屋の(左から)FL市川結雅、主将・中島裕次郎、NO・8山本航大
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 初出場の名古屋が胸を張って聖地へ乗り込む。県大会で6年連続決勝へ進み、ついに壁を破った。指揮を執って20年で悲願の花園切符を得た二木久善監督(43)は「花園は高校生ラガーマンにとって本当に大きな財産になる」とうなずく。

 1メートル89の長身を誇る高校日本代表候補のNo.8山本航大(3年)が攻守の要だ。入学当初から体重は約30キロ近く増加し、現在97キロ。「(入学時は)ガリガリでした。でも、それじゃダメだと思った」と1日5食にし屈強な体をつくり上げた。

 今年、高校日本代表候補合宿に参加。レベルの高い環境に身を置いたことで「もう一個ギアを上げていかないといけない」と意識が変わった。県大会前には指揮官から「山本が一番やらないと花園はない」と指摘され、さらに気合が入った。

 山本の成長をさらに促したのが、身長1メートル91のFL市川結雅(3年)の離脱だった。山本と切磋琢磨(せっさたくま)してきた市川は昨年12月、体格や身体能力に優れた高校生世代に焦点を当てた「ビッグマン&ファストマンキャンプ」に参加した際、右膝に大ケガを負った。1年の頃から活躍してきた市川の穴を埋めたのが、山本だった。市川は長いリハビリを経て県大会初戦で戦列復帰し、「間に合って良かった」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

 1回戦で対戦する流通経大柏(千葉第1)は二木監督が千種2年時に花園に出場した際に敗れた相手だ。「自分たちの代で雪辱したい」と山本。指揮官が「今年の核になる」と期待する2人の“ビッグマン”が聖地で暴れ回る。 (松岡 咲季)

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