YOSHIKI フィギュア女子・島田麻央にエール 「Miracle」で奇跡を 19日開幕全日本選手権

[ 2025年12月18日 05:30 ]

ディナーショーのパネルの前でXポーズを決めるYOSHIKIと島田
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 X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が本紙の単独インタビューに応じ、フィギュアスケート女子で全日本選手権(19日開幕、東京)に臨む島田麻央(17=木下グループ)にエールを届けた。作詞作曲を手掛けた「Miracle」でフリーを滑る17歳に対して、年齢の壁を乗り越えての初優勝に期待。ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを目指す日本女子の選手たちにも熱い言葉を贈った。(取材・構成 西海 康平)

 世界で活躍し続けるYOSHIKIが、偉業に挑む17歳の背中を押した。作詞作曲をした「Miracle」を使ってフリーを演じる島田の存在を以前から知っており、自身のディナーショーにも招待。その際には、プログラムに入っていなかった同曲を急きょ演奏し、思いを届けた。

 「やっぱり自分の曲を使ってくれているのは凄くうれしいですよね。会ったときは“どのくらい練習するんですか?”とかいろいろ聞きました」

 まだジュニア年代で、年齢制限によってミラノ・コルティナ五輪には出られない島田。ただ、19日から始まる全日本選手権はシニアの選手たちとも戦う年に1度の機会だ。過去3大会の成績は3、3、2位。ジュニア選手が日本一に輝けば、03年の安藤美姫以来、22年ぶりとなる。

 「名前の通りで、この曲は“奇跡を起こす”という思いで作りました。歌詞の“恐怖を壊す”というところには“自分に打ち勝つ”というメッセージも込めている。自分に勝って、ミラクルを起こしてくれることを願っています」

 サッカー、柔道、空手、バレエダンスなど、YOSHIKI自身も小さい頃からスポーツに触れてきた。ロサンゼルス在住でドジャースの試合で国歌演奏をすることもあり、現在は野球を見ることが多いというが、フィギュアスケートは冬季五輪で最も好きな種目だ。

 「肉体的に凄いことをやっているのに、それを華やかに演じないといけない。その“魅せる”というところに僕たちの世界と通じるものがある。インスピレーションを受けますよね」

 近年、日本女子のレベルは上がっている。世界一を決める12月のグランプリファイナルには坂本花織(シスメックス)、中井亜美(TOKIOインカラミ)、千葉百音(木下グループ)、渡辺倫果(三和建装・法大)が出場。6人中4人を日本勢が占めた。最終選考となる全日本選手権を経て、3選手が臨む来年2月の五輪。日本女子では06年トリノの荒川静香以来となる金メダルの期待がかかる。

 「日本一になることは大変だし、世界一になるのはその何百倍も大変。でも、世界と戦うところで共感する部分が多い。ぜひ頑張ってほしいです」

 最高の輝きを求めて戦う選手たちを全身全霊で応援する。

 ▽Miracle YOSHIKIがクラシック音楽としてイタリア語で作詞作曲。サラ・ブライトマンが歌うコラボレーションバージョンは18年にリリースされた。過去に日本女子では河辺愛菜が20~21年、21~22年と2季にわたってフリー曲として使用。22年北京五輪でも演技を披露した。

 ≪寄付活動にも注力≫YOSHIKIは音楽に加えて寄付活動にも力を注いでいる。11月に発生した香港の高層マンション火災の被災者を支援するため、10万ドル(約1500万円)を寄付。また、今月に東南アジア・南アジアを襲った豪雨で深刻な被害が発生している状況を受け、タイおよびインドネシアの洪水被災者支援として計10万ドルを寄付した。「自分自身、いろいろな場所で公演をさせてもらっているし、少しでも何かに貢献できれば」と思いを口にした。

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