山下泰裕氏が母校で会見「生かされていることに感謝の気持ちを…」 2年前に頸髄損傷、来年度の講義に意欲

[ 2025年12月18日 17:54 ]

取材に応じる山下泰裕氏(撮影・中村 和也)
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 五輪柔道金メダリストで2年前に頸髄(けいずい)損傷の大ケガを負って長期療養していた日本オリンピック委員会(JOC)前会長の山下泰裕氏(68)が18日、神奈川県平塚市の東海大湘南キャンパスで取材に応じた。

 「こうやって命があったということは、生かされていると。生かされている意味を考えながら、頑張んなきゃいけない。そう思いながら、リハビリに励んできた。生かされていることに感謝の気持ちを持ちながら、これからも自分にできる活動をしていきたいと考えている」

 23年10月に家族で出かけた温泉施設の露天風呂から上がる際に意識を失い、2メートル近い崖下に転落。4つの病院で手術やリハビリなどを行い9月に退院した。

 この日は車いすに座って会見。「首から上は達者だけど、上半身、下半身はともにまひしている。左手は少し動く」と説明した。

 体育学部武道学科特任教授を務める母校の東海大に11月から車いすで出校し、「柔道論」の講義の一部を担当している。「今日は良かったけど、先週の授業のときには途中で2回給水して、鼻水を拭いてもらった。肺活量も3分の1ぐらいに縮小している。少し息切れして言いにくい」と話した。

 講義は来年度も前後期で行う予定。「ありがたいこと。自分のありのままの姿を学生たちにさらけ出しながら身近に感じてもらえたらいいなと思っている」と意欲を示した。

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