【柔道】女子52キロ級の大森生純「まずは一戦一戦」打倒・阿部詩も意識し過ぎず…世界選手権の経験糧に

[ 2025年12月5日 05:00 ]

ウオーミングアップのランニングで阿部詩(右)とすれ違う大森生純(撮影・前川 晋作)
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 柔道グランドスラム(GS)東京大会(6日開幕、東京体育館)に出場する日本代表選手が4日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで調整練習を行った。

 女子52キロ級の昨年覇者で今年の世界選手権代表の大森生純(25=JR東日本)は「心と体を整えてきたので今はバッチリの状態」と気持ちを高めた。

 今年の世界選手権を制した東京五輪金メダリストの阿部詩(25=パーク24)と同階級で、2028年ロサンゼルス五輪への代表選考では最大のライバルとなる。同時派遣だった今年6月の世界選手権で自身は5位。4月の全日本選抜体重別選手権決勝で敗れていることもあり「どうしても意識し過ぎて、阿部詩選手(との対戦)に届く前に海外の選手に負けて一気に心が崩れた。3位決定戦も切り替えられずに海外の選手に負けたので、上を見過ぎていて気持ちの部分でよくなかった」と振り返った。

 「“勝ちたい選手”と思っていても、他にも選手はたくさんいる。まずは一戦一戦、目の前の相手にどう向き合うかを考えて準備したい」。世界選手権の経験から、特定の宿敵にとらわれないことを学んだ。

 この日は同じ場所で同じ時間にそれぞれ調整練習。ウオーミングアップのランニング中には何度かすれ違う場面もあった。「道場も広くて1対1というわけではないので、そんなにお互い意識しているわけではない。今日は特に、それぞれ自分のやるべきことを、という感じです」。越えなければいけない壁を越えていくためにも、まずは一つ一つ勝ち上がることに集中していく。

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