アメフト立命大が早大下し甲子園ボウル出場 史上初の関西勢対決で連覇狙う

[ 2025年11月30日 05:30 ]

アメフト全日本大学選手権準決勝   立命大42―31早大 ( 2025年11月29日    スピアーズえどりくフィールド )

<全日本学生アメフト準決勝 早大・立命大>第1Q、立命大・竹田はタッチダウンを決める (撮影・西川祐介)
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 アメリカンフットボールの全日本大学選手権準決勝が29日、東京・スピアーズえどりくフィールドで行われ、2連覇を狙う立命大(関西2位)が早大(関東1位)を42―31で下し、2年連続11度目の甲子園ボウル出場を決めた。きょう30日の関学大(関西1位)―関大(関西3位)の勝者と聖地で激突することになり、決勝の甲子園ボウルは史上初めて関西勢同士の顔合わせとなる。

 広がる視界の向こうに、史上初の偉業が待っていた。立命大が14―3とリードした第2Q13分18秒。自陣25ヤードからの攻撃で、QB竹田剛(4年)がロングパスを投じる。ターゲットはWR木下亮介(4年)だ。敵陣30ヤード付近でキャッチし、マークしていたDBを振り切ると、もう眼前に敵はいない。エンドゾーンまで駆け抜け、2年連続の聖地へ近づくTDを刻み込んだ。

 「やっと気持ちが入ってきた感じ。フラストレーションがたまっていたけど、プレーが良くなった」

 8回のパスキャッチで、175ヤードをゲインした活躍に表情が緩む。昨年までのエースWR大野光貴(現オービック)が卒業。ライバルの不在が背番号1から心の張りを奪った。復活の手がかりはOBの池野伸氏から聞いた一言。「シーズン終盤で大事なパスを一本取れば変わる」――。3―24と完敗した関学大戦のラストに、ターニングポイントのパスキャッチがあった。

 「木下にボールを集めれば何とかしてくれる。今日は彼が試合を決めてくれた」

 エース復権を喜んだ高橋健太郎監督の手腕も見逃せない。後半開始直後にQB井口想良(1年)を起用。意表を突くランでオフェンスを活性化し、4つのインターセプトを記録したディフェンスは前半の流れをつくった。

 約100人の私設応援団が駆けつけたアウェーで決めた甲子園ボウルの「関西決戦」。全国選手権の方式が改訂され、2年目での実現とはいえ、史上初の戦いへ期待は高まる。相手はリーグ戦で敗れた関学大か、完勝した関大か――。どちらが来ても、真の強者を決めるカードにふさわしい。 (堀田 和昭)

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