【諫早巡業】ウクライナから避難し長崎の高校で相撲を続ける18歳が安青錦と2年ぶりの再会果たす

[ 2025年11月30日 19:15 ]

諫早市巡業を観戦した大相撲入りを目指すウクライナ出身のエゴール・チュグン
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 大相撲冬巡業が30日、長崎県諫早市で始まり、新大関の安青錦(21=安治川部屋)と同様にロシアの侵攻で日本に避難したウクライナの18歳相撲部員が2年ぶりに大関との再会を果たした。

 5歳から相撲を始め、欧州の大会でも優勝したこともあるエゴール・チュグンさん(18)は2年前の2023年11月に戦禍を逃れ日本に避難。九州情報大の関係者を通じて受け入れ先として迎えてくれた長崎鶴洋高で相撲を続けている。1メートル87、170キロの恵まれた体を生かし、今春の全国高校選抜では無差別級で5位にも輝いている。将来的には大相撲入りを目指して稽古に励んでいるなか、安青錦が入門から2年半のスピードで大関に駆け上がった。この日、冬巡業が行われた内村記念アリーナ(諫早市中央体育館)に足を運んだ18歳は「巡業は初めて。安青錦関は力とスピードがすごい、格好いいです」と目を輝かせていた。

 生まれ故郷のミコライウ州は大きな原発施設があり侵攻後は危険な状態が続いた。家族はウクライナで生活し、兄は戦場に赴いている。それでも力士になる夢を抱き単身来日。「大相撲の力士になる」ため日々精進を重ねている。稽古後には支度部屋を訪れ「(優勝)おめでとうございます」と真っ先に祝福。久々に母国語で親睦を深め「日頃の過ごし方などいろいろ聞けました。大関のように成功できるように頑張りたい」と興奮気味に話した。

 安青錦は「子供の頃から知っている。元々、体は大きかった」と印象を述べ「夢は大きく持った方がいい。こういうタイミングで会えてうれしい」と表情を緩めていた。

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