大の里 横綱初V決める!1敗死守して秋場所初単独首位「目の前の一番に集中できた」

[ 2025年9月27日 04:25 ]

大相撲秋場所13日目 ( 2025年9月26日    両国国技館 )

若隆景(右)を寄り切りで下す大の里(撮影・藤山 由理)
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 横綱初制覇を狙う大の里が関脇・若隆景を寄り切りで下し、1敗を守った。並んでいた横綱・豊昇龍が大関・琴桜に敗れたため、今場所初めて単独首位に浮上。14日目に豊昇龍が敗れ、大の里が勝てば2場所ぶり5度目の優勝が決まる。新小結・安青錦は平幕・隆の勝を渡し込みで下し、10勝目を挙げ、新入幕から4場所連続2桁勝利とした。

 大の里は動じなかった。取組前に土俵下から、優勝を争う豊昇龍が連敗したのを見た。「本来なら動揺してしまう自分もいたけど、しっかり目の前の一番に集中できた」。直近4連勝中と合口のいい若隆景を相手に、もろ手突きから右を差して攻めた。相手の左上手投げにも冷静に対応し、体を寄せて万全の形で寄り切った。

 「しっかりと自分の取組に集中できたところが良かった」と横綱2場所目で精神面での成長を示した。土俵下の粂川審判長(元小結・琴稲妻)も「いつも通りかな。落ち着いていた。(目の前で豊昇龍が敗れるも)全く影響なかった」と評した。

 東京場所では無類の強さを誇る。幕下10枚目格付け出しでデビューした23年夏場所から今場所の13日目まで110戦90勝20敗で驚異の勝率・818。新十両だった23年秋場所から全ての東京場所で2桁勝利をマークし、優勝も4回中3回を決めている。本人も「ホームのような感じ」と話す。

 今場所初めて単独首位に浮上したが、「いつも通り、しっかり2日間相撲を取るだけ」と落ち着いている。14日目に豊昇龍が敗れ、大の里が勝てば5回目の優勝が決まる。日本出身力士の年間3度の優勝となれば97年の貴乃花以来だ。地元の石川県津幡町や中高時代を過ごした新潟県糸魚川市、二所ノ関部屋のある茨城県阿見町ではパブリックビューイングが開催される予定。「浮つきすぎず、目の前のことだけを考えてやっていく」。先場所で逃した横綱初Vは、もう目の前だ。

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