錦富士 再入幕の目安9勝に到達 142年続く青森県出身幕内力士の伝統を継続へ

[ 2025年9月24日 18:55 ]

大相撲秋場所11日目 ( 2025年9月24日    東京・両国国技館 )

<大相撲秋場所 11日目>荒篤山(右)を攻める錦富士(撮影・大城 有生希)
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 十両の錦富士(29=伊勢ケ浜部屋)が荒篤山(31=荒汐部屋)を押し出し、9勝目を挙げて今年春場所以来4場所ぶりの再入幕へ大きく前進した。西十両3枚目の番付から再入幕に求められる目安、3勝の勝ち越しを確定させた。

 取組後の支度部屋では「まだ油断できません」。相変わらず厳しい表情の錦富士だったが、取材が進むにつれ「それでもここまできた。切り替えて明日に向かいたい」と笑顔をのぞかせた。

 故郷の青森県は142年、幕内力士が途絶えたことのない相撲どころ。弟弟子で唯一の幕内・尊富士が7月の名古屋場所で上腕二頭筋を断裂したため全休し、九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)での十両陥落が確実視される。錦富士か宝富士が代わりに幕内へ復帰しないと142年の歴史が途切れる。

 6日目から伸びた連勝。うっすらと目立ち始めたあごひげについては「今まであまりやったことがない。ワラにもすがる思いで剃ってません」と験担ぎであることを明かして苦笑いした。

 場所前、尊富士から「お願いします」と告げられたことを明かした。自身も近年は頸椎(けいつい)ヘルニア、左大腿部の蜂窩(ほうか)織炎などに苦しむだけに「ケガの苦しさは分かっている。自分の相撲の時より緊張して見てくれているみたいです」。その思いも背負って残り4日の土俵へ向かう。

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