【世界陸上】広中璃梨佳が6位で2大会連続入賞 大歓声を受け粘りの激走 女子1万メートル決勝

[ 2025年9月13日 22:02 ]

陸上世界選手権東京大会 女子1万メートル決勝 ( 2025年9月13日    国立競技場 )

<世界陸上初日>女子10000メートル決勝、ファンの声援に応える広中(撮影・木村 揚輔)
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 女子1万メートル決勝が行われ、東京五輪で同種目7位の広中璃梨佳(24=日本郵政グループ)が31分9秒62で6位に入り、世界陸上は2大会連続で入賞を果たした。矢田みくに(25=エディオン)は32分28秒94で20位だった。

 スタートこそ5番手を走っていたが、スローペースと見るや、800メートル時点でトップに立ち、自分のペースで引っ張った。4000メートルでアフリカ勢を中心にペースを上げる中、先頭集団についていけなかったが、粘って落ちてくる選手を拾って順位を上げた。最後は国立競技場の大歓声を受け、一時は100メートル以上差が開いた6、7位の選手の抜き、ゴール後、笑顔をみせた。

 「持ち味のスタミナで、後半のスピードに対応できるような走りをしたい」という宣言通りの走り。今大会に向けは高地トレーニングを4回行い、心肺能力を強化。その成果が出た。

 パリ五輪イヤーの昨季、広中は絶望の淵に立たされていた。膝を故障し、2大会連続入賞の懸かる五輪出場はかなわなかった。半年間、走れない時期も経験。久々に走ると「喜びを感じられた」と振り返る。冬季練習も順調に消化。「悔しさをバネに頑張って来られた。昨年の1年を良かったと思える年にしたい」と前を向き、挑んだ舞台だった。

 世界の広中が復活を印象づけ、次の種目5000メートルに向かう。

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