【世界陸上】サニブラウンは7組7位「もったいないことをした」日本人選手は全員が予選敗退 男子100M

[ 2025年9月13日 21:19 ]

陸上 世界選手権東京大会 男子100メートル予選 ( 2025年9月13日    国立競技場 )

男子100メートル、予選敗退となったサニブラウン(撮影・藤山 由理)
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 男子100メートルの予選が行われ、世界選手権2大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム(26=東レ)が予選7組に登場。10秒37とタイムが伸びず同組7位で予選敗退。3大会連続の決勝進出の夢は絶たれた。

 各組3着以内とタイム上位3人が準決勝に進む条件の中、最終7組に登場したサニブラウンにはこの日一番の歓声が注がれた。しかし、本来の伸びはなく終盤に失速した。

 前回23年ブダペスト大会では10秒04をマークし、6位入賞。22年オレゴン大会と合わせて同種目2度目の決勝進出は日本勢初の快挙となったが、3度目の決勝進出はならなかった。

 レース後は「歩いて中に入った瞬間から物凄い歓声が聞こえて、鳥肌が立ちましたね。もったいないことしたなと思います。前半から組み立てていかないといけなかった。そこで遅れをとって、後半失速してしまった」と振り返った。

 右股関節上部の骨挫傷で予選敗退となった7月の日本選手権以降は2週間のリハビリ期間を経て「ピンポイントでいろんなことをやってきた」という。今季ベストは10秒31にとどまっており「日本選手権に比べてだいぶ上がってきている。仕上がり自体は元の自分に戻ってきた」と手応えは感じていたが、2カ月以上も実戦から遠ざかっていた。

 昨夏のパリ五輪準決勝で日本歴代2位の9秒96をマーク。それでも4年に1度の舞台では決勝に進めなかった。「歴代で一番レベルが高かった準決勝と言われている」と振り返りながらも「レベルが高くても決勝に行ける実力はあった。決勝でもっと速く走るプランだったので悔しい」と言う。「レースを振り返るとミスしているところは少なからずあった」。自らの伸びしろを自覚し、ひと冬超えたが、大舞台に帳尻が合わなかった。

 今大会は終わっていない。400メートルリレー代表の「リレー侍」としての戦いが待つ。大会終盤には男子400メートルリレー、通称「リレー侍」としての戦いが待つ。「1週間ほど空くので、リレーの先生方と話し合いながら調整していく。走るなら自分の仕事をする。走らないならチームメートのサポートをしたい」。世界最速の男を決める舞台には届かなかったが、世界最強の国を決める戦いへ切り替える。
 

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