【バレー】和田覚醒27点!女子日本代表が4大会ぶり4強 オランダに逆転勝ちでメダル王手

[ 2025年9月4日 05:00 ]

バレーボール女子世界選手権第11日   日本3ー2オランダ ( 2025年9月3日    タイ・バンコク )

<日本・オランダ>力強いスパイクを放つ和田(左)(AP)
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 バレーボール女子世界選手権準々決勝が行われ、世界ランキング4位の日本は同8位のオランダをフルセットの末に3―2で下し、10年大会以来4大会ぶりのメダル獲得に王手をかけた。アウトサイドヒッター(OH)和田由紀子(23=NEC川崎)が両チーム最多の27得点と活躍。平均身長で10センチ以上も上回る相手に見事な逆転勝ちを飾った。準決勝は米国―トルコ戦の勝者と対戦する。

 過去3大会は8強止まりだった世界選手権で、日本がメダルへの挑戦権を手にした。ネーションズリーグ(VNL)ではストレート勝ちした相手に苦しめられながらも逆転勝ち。最後は自身のスパイクでマッチポイントを決めた主将の石川は「まずは勝てて良かった。苦しい試合こそ踏ん張り時だと思って、最後に取り切った」と胸をなで下ろした。

 勝利の立役者はVNLでチーム最多の223得点を挙げた和田だ。コンディション不良だった大会前の国内合宿では別メニュー調整。1次リーグでもプレー時間をセーブしていたが、ついに覚醒した。この日は鬱憤(うっぷん)を晴らすように、右からのスパイクで平均身長で10センチ以上も上回るブロックを崩せば、サーブでも両チーム最多の4度のサービスエースを決めた。

 圧巻は最終セットの5―6で決めた会心のサービスエース。直後、相手はたまらずタイムアウトを取った。「苦しい場面で自分が1点を取りきって流れを変えたいと思った」。納得の1本で流れを引き寄せると、最後は石川の連続ポイントで勝負あり。和田は「(準決勝も)サーブで日本の流れを持っていきたい」と先を見据えた。

 メダルまで、あと1勝。VNLでは準決勝、3位決定戦と連敗して逃しており、今度こその思いは強い。石川は「今日のように苦しい展開が続くと思うが、チーム一丸で取りにいきたい」と自分に言い聞かせるように、15年ぶりの快挙へ強い決意を示した。

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