【テニス】大坂なおみ ママで初の4大大会16強 4年半ぶり「本当に長い旅」

[ 2025年9月1日 04:39 ]

テニス 全米オープン第7日 ( 2025年8月30日    ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

3回戦に勝った大坂なおみ(AP)
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 女子シングルス3回戦で、元世界ランキング1位で第23シードの大坂なおみ(27=フリー)が第15シードのダリア・カサトキナ(28=オーストラリア)に6―0、4―6、6―3で勝ち、4回戦に進出した。23年7月の出産以後では、4大大会8戦目で初の3回戦突破。18、20年以来5年ぶり3度目の全米制覇へ、4回戦では23年女王で第3シードのコリ・ガウフ(21=米国)と対戦する。

 復活の途上にある大坂が、また一つ階段を上った。自身より上位シードのカサトキナを、今大会自身初のフルセットマッチの末に撃破。真の実力者による頂上争いとなるセカンドウイークに足を踏み入れ「努力が実を結んできていると感じる」と喜びをかみ締めた。

 第1セットは相手が8度のダブルフォールトを犯す不調もあり、わずか23分で先取。第2セットは4―6で奪われ、迎えた第3セットは2―1で迎えた第4ゲームで先にブレーク。ファーストサービス時に89%の確率でポイントを奪うなど主導権を取り戻すとともに、相手の揺さぶりにも対処し、「守備に自信がついてきている。スピード強化のおかげで球を拾えるようになった」と振り返った。

 出産後では4大大会で初の16強入りを「本当に長い旅だった。思い描いていたものとは違うけれどうれしい」と実感を込める。出産前年の22年も全豪の3回戦進出が最高成績で、16強入りは優勝した21年の全豪以来、実に4年半ぶりだ。68年のオープン化以降、出産経験者の4大大会シングルス制覇はキム・クライシュテルス(ベルギー)ら3人だけ。4人目の快挙へ、一歩近づいた。

 4回戦ではガウフと当たる。全米では19年の3回戦で一度だけ対戦。当時まだ15歳で敗戦後に涙を流した「妹のような選手」はその後にトップへ上り詰め、大坂の前に立ちふさがろうとしている。地元米国選手でもあり、再びアウェーの戦いを強いられそうだが、「誰でもいいので応援してくれませんか?」と観客に問いかけ、笑いを誘った。

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