アメフト関学大が王座奪回へ白星発進 エースQBの座を争う星野兄弟が2TDパス競演

[ 2025年9月1日 06:00 ]

関西学生アメリカンフットボール1部リーグ   関学大52―7甲南大 ( 2025年8月31日    王子スタジアム )

<関学大・甲南大>兄弟で出場し、笑顔でサムズアップする(左から)星野秀太、星野太吾(撮影・中辻 颯太)
Photo By スポニチ

 リーグ戦1試合を神戸市の王子スタジアムで消化した。王座奪回を狙う関学大はQB星野秀太(4年)と太吾(2年)の兄弟がいずれも2TDパス。王子スタジアムのラストゲームを勝利で飾った。前半を10点ビハインドで折り返した甲南大は後半に足が止まり、力尽きた。関西学生アメフトの聖地として親しまれたスタジアムは場所を北西に移して2030年春(予定)にリニューアルオープンする。

 王子スタジアムのフィナーレは、星野兄弟によるTDパス競演で飾った。先発した太吾の見せ場は第1Q10分9秒。ディフェンス1人のラッシュで体勢を崩しながら、RB平野へスクリーンパスを通す。40ヤードのTDパス。オフェンスに勢いをつけた。

 太吾が第3Q2分53秒に2本目を決めると、今度は兄の出る幕だ。直後の5分44秒にWR五十嵐へホットライン完成。試合終了間際にWR川崎へヒットさせたTDパスに、エースQB争いへの熱き思いをこめた。

 「きょうは縦のパスが結構決まったので、そこは良かったかな、と思います」

 ラストイヤーに懸ける情熱はだれにも負けない。ケガで出遅れた昨シーズン。関大戦で先発の機会を得ながら、開始直後に負傷退場し、そのままシーズンを終えた。立命大が法大を下した甲子園ボウルはスタンドで観戦。「もう、あんな風景は見たくないので」

 今季もハイレベルで展開される2人のバトル。大村和輝監督は「2戦目までは争ってもらって、その後に(エースを)決められれば…」と明かせば、太吾も「兄を超えるというのでなく、もっと高みを目指したい」と力をこめる。熾烈(しれつ)な戦いが関学大オフェンスの地力も上げていく。 (堀田 和昭)

 ≪強豪を相手に手応え≫甲南大は王子スタジアムの有終を飾る「兵庫ダービー」で意地を見せた。先に2本のTDを許した直後のシリーズ。ランプレーで時計を回し、ギャンブルも成功させ、6分9秒のドライブをTDで終えた。「あの攻撃は自分たちのやりたいことが出せたと思います」と振り返った仲西主将はLB、QB、RBと3つのポジションで出場。部員が少なく、攻守両面でフィールドに立つ選手も多く、疲労が出た後半は一方的な展開になった。ただ、2年ぶりの1部昇格で、強豪相手に得た手応えも少なくない。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年9月1日のニュース