【ゴルフ】鈴木愛 今季初優勝 ツアー通算21勝「永久シードの30勝まで突っ走っていきたい」

[ 2025年9月1日 04:41 ]

女子ゴルフツアーニトリ・レディース最終日 ( 2025年8月31日    北海道 北海道CC大沼C=6955ヤード、パー73 )

副賞のゆめぴりかの米俵と笑顔を見せる鈴木愛(撮影・西尾 大助)
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 2019年大会覇者の鈴木愛(31=セールスフォース)が、3打差13位から5バーディー、ボギーなしの68で逆転し、通算12アンダーで今季初優勝した。昨年3月のVポイント×ENEOS以来、約1年半ぶりのツアー通算21勝目。30代初勝利を手にした17、19年賞金女王は、次なる目標に永久シード(通算30勝)を掲げた。1打差の2位には大出瑞月(27=ノットグローバルホールディングス)ら2選手が続いた。

 練習グリーンで後続の結果を待っていた鈴木は、優勝を知らせるキャディーに何度も確認した。「ほんとに?」。最終日13位からは自身最大の逆転劇。30代初優勝にもなった。

 「30代になってから勝てないのは嫌だと思っていた。ようやく勝てて良かった」

 バックナインで強さを発揮し、1打差に12人がひしめく混戦を制した。15番でピン奥6メートルのバーディーパットを決めて単独首位に立つと右拳を握った。昨年5月に節目の30歳を迎え、量より質を求めるスタイルに転向。ところが上位で迎える最終日に「不安を感じた」という。元来、日が暮れても球を打ち続ける練習の虫。5月から練習量を増やし、自信と技術を取り戻した。

 昨季年間ポイントランク上位5人中4人が米ツアーに主戦場を移した。プロ13年目の鈴木は今季、セーフティーにゴルフをする選手が多くなったと感じる。だからこそ「私はアグレッシブなゴルフでありたい」と言った。この日も果敢にピンを攻めて5バーディーを奪った。元賞金女王としての矜持(きょうじ)だった。

 ツアー16人目となる通算21勝目も鈴木にとっては通過点。「永久シードの30勝まで突っ走っていきたい」。9位で終えた前戦のCATレディースではロッカールームで悔し涙を流す姿があった。勝利を重ねても、変わらぬ闘志が強さの源。31歳が偉業へと突き進む。

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