桜井心那 完全Vで涙の2年ぶり5勝目!「時間が動き出した」 大先輩とのタッグにも感謝

[ 2025年8月25日 04:45 ]

女子ゴルフツアー CATレディース 最終日 ( 2025年8月24日    神奈川・大箱根カントリークラブ=6652ヤード、パー72 )

<CAT Ladies 2025最終日>ウイニングパットを決めガッツポーズを見せる桜井心那(撮影・会津 智海)iPhoneから送信
Photo By スポニチ

 03年度生まれでダイヤモンド世代の桜井心那(21=ニトリ)が初日から首位を守る完全Vで2年ぶりの通算5勝目を挙げた。首位で出て3バーディー、3ボギーの72とスコアをまとめ、通算9アンダーで一時はトップに6人が並ぶ大混戦を制した。1打差の2位に木戸愛(35=日本ケアサプライ)、藤田さいき(39=JBS)ら5人が続いた。

 6人が首位に並んで迎えた最終18番。50センチのバーディーパットを沈め、激闘に終止符を打った。桜井の目には初優勝の時にも見せなかった涙が光った。「緊張感から解放され、肩の荷が下りた感じと皆の期待にもやっと応えられ、苦しい状況を乗り越えられた達成感もありました」。

 2人の恩人に支えられた。1人はツアー通算7勝の大先輩、吉田弓美子。今週初めてバッグを担いでもらい「“コナならやれる”と励ましてもらいました。弓美子さんのおかげで見えない壁を越えられた。“プレーオフになったら長くなるよ”と圧みたいなものも感じていました」。ツアー最多に並ぶ6人のプレーオフを回避し、笑みがはじけた。

 もう一人は昨秋から指導を受ける目澤秀憲コーチ。持ち球をフェードに戻しショットが安定。昨オフは徹底的に小技も磨いた。「以前はすくうような打ち方でしたが、上からヘッドを入れられるようになりスピンコントロールができるようになりました」。18番の3打目はバンカーから傾斜のあるグリーンのピンそばに止め、優勝をたぐり寄せた。

 23年に19歳で年間4勝とブレーク。あれから2年。「以前はイケイケでゴルフをやっていました。でも今回は考えて練習をした時期があっての優勝。一歩踏み出せた。時間が動き出した感じはあります」と桜井。ダイヤモンド世代のヒロインが失いかけていた輝きを取り戻した。 

  ▽ダイヤモンド世代 03年度生まれの選手。昨季8勝で今季米ツアーでも1勝の竹田麗央を筆頭に通算5勝の川崎春花、桜井心那、同3勝の神谷そら、同1勝の尾関彩美悠らがいる。国内では世代通算23勝。名称は22年の新人戦会場で同世代の複数選手が「私たちはダイヤモンド世代です!」と訴えたことに由来。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年8月25日のニュース