大の里が横綱昇進後初めて地元石川の巡業に参加 震災復興の思いをこめ土俵入りを披露

[ 2025年8月25日 17:46 ]

地元石川で初めて横綱土俵入り披露する大の里
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 大相撲の横綱で、石川県津幡町出身の大の里(25=二所ノ関部屋)が25日、金沢市で行われた夏巡業に参加。地元で初めて横綱土俵入りを披露した。

 平日開催にもかかわらず入場券は完売。会場には県内外から約4600人が来場した。大の里が会場入りする際には至るところから声援が起こるなど異様な盛り上がりのなか、父・中村知幸さんが30年ドライバーとして勤務する運送会社「北陸貨物運輸」(本社・金沢市)から贈呈された三つぞろいの化粧まわしでの土俵入りも披露した。大の里が太陽、太刀持ちの高安が地球、露払いの隆の勝は月の絵柄。横綱は「(父が勤務する会社から化粧まわしをいただき)ありがたいこと。横綱として金沢の巡業に参加できたのはうれしい。この応援を力に、来場所でいい成績を残したい」と話した。

 古くから、四股は地中の邪気を祓い、大地を鎮める神事から発したものと言われてきた。石川県は2年前の能登半島地震で大きな被害を受け、今も大きな爪痕が残っている。大の里は復興への思いを胸に、いつも以上に力強く、ゆっくりと両足を下ろし、土俵を踏み固めた。

 朝稽古では幕内・豪ノ山との三番稽古で6勝1敗。相手の立ち合いを食い止め、右四つの体勢から盤石な攻め。得意の左おっつけの威力も健在で、相手の上体を起こす力強い取り口もあった。秋場所(9月14日初日、両国国技館)に向け「残りわずかなので体調管理をしっかりして、場所前の稽古でさらにギアを上げていく。元気がいい姿を見せて、明るい話題を届けられるように」と力強く述べた。

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