日大アメフト部「有志の会」選手 2部リーグ所属に不服申し立てへ 甲子園ボウル出場には最低3シーズン

[ 2025年8月25日 15:36 ]

日大アメフト部のグラウンド
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 日大のアメリカンフットボール部の後継組織「有志の会」の一部選手が、関東学生連盟が6月に決議した2部リーグ所属を不服として、日本スポーツ仲裁機構(JSAA)に仲裁申し立てを行うことが25日までに分かった。複数の関係者によると、26日にも代理人弁護士とともに2部リーグ所属の取り消しと1部リーグ所属を求めて申し立てる。

 日大アメフト部を巡っては、部員が違法薬物事件で逮捕されたことを受け、23年12月に廃部が決まり、昨年2月に関東学連を退会。薬物問題には関わっておらず、一定の参加条件を満たした元部員や新入生が昨年5月から「有志の会」として活動している。

 関東学連は当初、3部所属が妥当としていたが、他校との体力差や経験値差による安全面の不安を考慮。競技力、安全面、公正さ、公平性を総合的に踏まえ、関東大学リーグ2部から再出発することが適切だと判断した。

 だが、2部からスタートする場合、大学日本一を決める甲子園ボウル出場には最低3シーズンが必要。上級生にとっては、甲子園ボウル出場の可能性が最初から消滅していることになる。「二度と不祥事が起きないように再発防止に務めつつ、日々厳しい練習やトレーニングにも励んできた」という学生の意思が申し立てに込められている。一方、関東学連はスポニチの取材に対し「コメントは差し控える」とした。

≪日大アメフト部薬物事件の経過≫
 ▼23年8月 寮内で大麻や覚醒剤成分を含む錠剤が見つかり、部員1人を逮捕
 ▼23年9月 日大から無期限活動停止処分が科される。部の寮も閉鎖
 ▼23年12月 廃部が正式に決定
 ▼24年2月 関東学生連盟から脱退
 ▼24年5月 事件に関与していない学生を対象とした後継組織「有志の会」が発足
 ▼25年6月 関東学生連盟が「有志の会」の加盟を承認

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