【柔道】斉藤立 パリ以来復帰戦Vならず…決勝一本負けに反省「そんなに甘くない」

[ 2025年8月24日 04:00 ]

柔道・全日本実業個人選手権 ( 2025年8月23日    兵庫・ペイコム総合体育館 )

<全日本実業柔道個人選手権>男子100キロ超級決勝で敗れた斉藤立(撮影・前川 晋作)
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 斉藤立(23=JESエレベーター)は、昨夏のパリ五輪以来1年ぶりの復帰戦を優勝で飾れなかった。男子100キロ超級決勝、一色勇輝(28=日本中央競馬会)に体落としから抑え込まれて一本負け。「こういうところで勝ち切れないと話にならない。凄く悔しい。そんなに甘くないと実感した」。反省を口にしながらも、どこか表情は晴れやかだった。

 パリ五輪では個人戦で5位、フランスとの団体戦決勝では代表戦で怪物リネールに完敗した。昨年10月末には、頸椎(けいつい)ヘルニアのため首の手術を決意。術後は国立スポーツ科学センター(JISS)に泊まり込んでリハビリに励んだ。「自分とは何なのか?と見つめ直した。自分と向き合い続けて成長できた」。長期離脱をプラスに捉え、体幹を鍛えて減量にも着手。170キロ以上あった体重を155キロまで落とし、心身ともに引き締まった新しい姿で帰ってきた。

 今年2月から畳での練習を再開し、迎えた1年ぶりの復帰戦。この日は3試合で一本勝ちを収め「寝たきりの状態から戻れて、勝てたのはうれしい」と手応えも得た。3年後のロサンゼルス五輪を最終目標に見据えており「今は一番下だと思っているので、ここから上がっていくだけ」と前向き。五輪2連覇の偉大な父を持つ大器が、ケガを乗り越えロスへの道を再び歩み始めた。

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