トラックの荷台を舞台に大の里の化粧まわし贈呈式 父が勤務する運送会社が粋な演出

[ 2025年8月24日 23:01 ]

父が勤務する会社から三ぞろいを贈られた大の里
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 大相撲の横綱・大の里(25=二所ノ関部屋)が24日、父の中村知幸さん(49)の勤務する運送会社「北陸貨物運輸」(本社・金沢市)から三つぞろいの化粧まわしを贈られた。25日の金沢巡業での横綱土俵入りで披露される予定。

 贈呈式が行われたのは、父の職場である石川県白山市の同社営業所。何台もの大型トラックが並ぶ駐車場が特設会場となり、運送会社らしくトラックの荷台で従業員とその関係者ら約200人の前で三つぞろいが公開された。

 大の里にとっては5本目の三つぞろい。北陸貨物運輸の山田秀一会長(72)が、大の里が学生の頃に「プロになって力士になったら作るから」と約束していた。デザインは金沢市在住の陶芸家の十一代大樋(おうひ)長左衛門さん(67)が担当。大の里は太陽、太刀持ちが地球、露払いが月の絵柄があしらわれた。

 また大の里が締める化粧まわしには「我即宇宙 宇宙即我」の言葉が刻まれた。太刀持ちのものにはクローズアップされた北陸地方の地図上で出身地の石川県津幡町と出身高校の海洋高のある新潟県糸魚川市が光る工夫が施された。

 荷台ステージでのあいさつで大の里は「先場所は思うような成績を残せなかった。この化粧まわしをつけて来場所優勝を目指して頑張ります」と秋場所(9月14日初日、東京・両国国技館)での奮起を宣言。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)も「“我即宇宙”という言葉は、宇宙と大の里が一体となって全力で取り切る覚悟を現している。究極を言うと大の里が動いたら宇宙が動く。そんな力士になってほしい」と期待した。

 父の中村知幸さんは「壮大なものになってありがたいことです。会社にも感謝です。我即宇宙は唯一無二よりすごい言葉かなと。これを着けて土俵に上がる姿を早くみたいです」と感激していた。

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