高安 14歳下新鋭・安青錦との1敗対決制し5連勝

[ 2025年7月19日 04:45 ]

大相撲名古屋場所6日目 ( 2025年7月18日    IGアリーナ )

安青錦(左)を破った高安 
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 注目の1敗対決は元大関の小結・高安が平幕・安青錦を下し、2日目から5連勝とした。立ち合いから全盛期をほうふつさせる重厚な攻めを披露。今場所1横綱1大関を破った14歳下の新鋭をねじ伏せ、ベテランの意地を見せた。平幕・一山本に土がつき、元大関・御嶽海が無傷の6連勝で単独首位。新横綱・大の里は大学時代の同期、阿武剋を押し出しで下し、1敗を守った。

 35歳の高安がベテランの味を出した。「しっかり踏み込んで、あとは前に攻めることは考えた」と立ち合いから左を差して突き放した。安青錦が今場所2度決めている内無双を仕掛けると、バランスを崩しながらも耐えて、肩越しに右上手をつかみ、相手が出るタイミングで豪快に投げた。「若手は勢い任せで当たって砕けろでくる。こっちとしては落ち着いていくのが一番いい。相手は、かく乱したいからね」とニヤリ。「腕の力が相当強い。ビックリした」と称え、14歳差対決を冷静に振り返った。

 横綱土俵入りでは、弟弟子のようにかわいがる大の里の太刀持ちを務める。8年前には兄弟子の稀勢の里(現二所ノ関親方)の太刀持ちも担った。蹲踞(そんきょ)の姿勢で体への負担も多い中、支度部屋では準備運動に加え、バナナで栄養を補給するなど入念なケアをして取組に臨んでいる。

 先場所は小結で6勝9敗と負け越し。平幕転落を覚悟したが、15日制度導入以降では史上初となる6勝で小結残留を果たした。番付運に恵まれ「ありがたい。落ちると思っていた。ラッキーだった」とモチベーションを高め2日目から5連勝と上昇気流に乗ることに成功した。

 7日目も同じく1敗を守る霧島との元大関対決に臨む。「序盤は動きがあまり良くなかったけど、勝ってからどんどん良くなった」。過去9度千秋楽に優勝を逃した男は、ひそかに運気の上昇を感じ取っている。 

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